花とキミ*春・夏
「花菜から、告白したの?」
「あーえっと‥あ、はい。」
なんだ‥‥そんなことか。
「本当に?!
海谷ったら、意外と情けないわね‥」
「あっ‥違う‥違うよ?
何か、私の方が先だっただけで‥
空哉くんも、言ってくれたよ?」
「ふーん‥何て?」
「好き、だって‥‥」
「良かったじゃない。」
「‥うん。」
改めて思い出すと、恥ずかしい‥
「あーぁ‥花菜が海谷に取られたかー
寂しいわ。」
「え?‥何で?」
「もう‥私の支えはいらないでしょ?」
「そんな‥璃菜は大切な親友だよ?」
「ありがと。海谷と仲良くね?」
「うん♪」