花とキミ*春・夏
「‥ゲッ。花菜、行こ?」
相手には、よく思われてない
みたいだけど‥
「え、璃菜?
挨拶しなくていいの??」
「いいの、いいの。
変なのが移るから近づいちゃダメよ?」
「えー?そんなのダメだよ!!」
「‥もう。」
藍沢は、花菜の一言で
渋々止まった。
「おはよー‥
璃菜ちゃんに花菜ちゃん♪」
「フンッ‥」
どんだけ嫌われてんだか‥
「おはよう、如月くんと空哉くん。」
「‥はよ。」
「如月くん‥朝から元気だね?」
「あははーそうでもないよ。」