みっくすじゅーす
そのとき・・・



「もう手紙読んだ?」


理香子さんこと、お母さんが来た。


「ど、どういうことなの!?これ!」


私はお母さんに詰め寄り、

問い詰めた。


「そういうことよ。」



と、自信満々に言ってきた。



・・・自分の母親ですが、一発殴ってもよろしいでしょうか?


「自信満々に言わんでいい!行く高校決まってたよね!?なんで・・・


霧志摩学園ってとこに行かなきゃいけないの!?」


お母さんは、ふぅ、っとため息をつき


「学費がタダだから」


にこぉっと満面の笑みですごいことをおっしゃるお母様。


「はっ?」


「だーかーら、タダだからよ!学費もタダ、寮代もタダ。なにもかもタダなの」
キラキラの目ですごいことをおっしゃるお母様。


「ん?!寮!?」


「そうよ?寮生活よ」

あたりまえのようにおっしゃるお母様。


あぁ・・・神様。


夢なら覚めてください。


「じゃ、制服は部屋に置いておくわね?荷物の準備するのよ!」


「はぁ・・・・はい・・。」


もう、こうなったら入るしかないかぁ。



「あっ、そうそう」

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