青い空のかなた
雨音の記憶
「何小説の書き出しみたいな事いってんだろ。とりあえずシャワー浴びよ。」

−ザァー

(そういえばあの日もこんな雨が降ってたなぁ。)
   −‡‡‡−
(ヤバイなぁ。やみそうにないなぁ、この雨。濡れるのもヤダしどうしよう。)

−パッパー

ん?課長?
「よう、どうした?送ってやろうか?」
「え?!ほんとですか?お願いします。」

こんな他愛もない出来事が始まりだった。
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