最"強"女と最"悪"男が…?!
「愛未〜大丈夫?
なんか疲れてるみたいだよ?」
向日葵が顔を覗きこんでくる。
「いや、大丈夫だよ。」
そういえば
最近あんま寝てないな..
ふあぁぁぁ〜…
思わず大あくび
いかんな…
私がこんなんじゃ。
委員会の仕事にバイト…
時間が足りなさすぎる。
成績も下げるわけには
いかないし..。
ヒック…ヒックッ…
「ん?
誰か泣いていないか?」
当たりをキョロキョロ見回す。
「あ..」
向日葵が指をさす。
「あそこだよ、多分。」