最"強"女と最"悪"男が…?!
ドクッッドクッッドクッッ
心臓がはり裂けそうだ。
ひたすら走った
走って走って逃げた
誰もいないところへ。
ハァハァ……
「さすがに…
倉庫裏には誰も来ないよな……」
べたッ
私の足は限界というように
膝から崩れ落ちた。
なんだよ……あいつ。
いきなり、人の肩触りやがって…
今日の夢がこのこと
予言してたみたいじゃねーか…
チャッチャ─♪チャララ─♪♪チャ―…
携帯の着信音が鳴る
「もしもし?」