最"強"女と最"悪"男が…?!
…目の前に気配がない。
なぜ…?
ゆっくりと目を開けると
目の前には誰もいなかった。
…なんで?
「あら〜!
唐沢君ありがとぉ♪
運んでくれたの!
重たかったでしょ?」
「全然大丈夫ですよ。
これくらい普通です。」
「あら〜たくましいわ!
じゃあ、今度はこっちを…──」
唐沢とスタッフさんが
後ろの方で話している。
素通りしたってことは……
気づいてないのか………?