先輩の彼女。





ん...?


待ってて?


何を?先輩を?


『先輩を...ですか?』


聞き間違いかと思ったから、聞き返した。


「当たり前。今日は逃げちゃダメだからね」



...嬉しいよ。



断る理由なんて、


にげる理由なんて無い。


『はい!』


そう返事した。




後ろの女の子達が睨んでいることにも気づかずに...。



< 42 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop