偶然のLOVE


係長は話を合わせてくれた


「これからはオレがあんた以上に彩音を幸せにするから」


「彩音はこの人を好きなのか?」


どう答えば?一応ここは『うん』だよね?


頭をコクりと下げた


「あっそう!わかったよ
じゃあな 彩音」


省吾はあっさりと引き下がり帰って行った


「係長 すみません
ゴタゴタに巻き込んじゃって」


「別に構わないよ
あれが噂の彼氏?」


「はい」


「いい男だな そりゃ里奈だって再会したら惚れるって」


「あ・・・」


「あっ 悪い 嫌なこと言った」


「気にしないでください」





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