偶然のLOVE
「ちょっと!タヌキ寝入りの彩音さん もういい加減にしたら」
「アハハ バレてるのか」
頭をかきながら起き上る
「わかるよ そんなことくらい」
あたしはすぐにご飯を入れて雑炊を作った
「要らないって言ったけど 帰ってきたらいい匂いしてたからお腹すいてきちゃって」
と 言いながら美味しそうに食べてくれた
「どう?新入社員は?」
「うん 男の子二人と女の子一人で 女の子は『彩音先輩』って人懐っこくって可愛いんだ」
「ほー 彩音が先輩か・・・」
「なによ!」
「いや なんか 想像できないな アハハ」
「ちょっと!バカにしてる?雑炊取り上げるよ」
「ごめんごめん」
今日一日の出来事を話し 眠りに就いた