偶然のLOVE

「あの～　さっきわかったと思うんだけど　オレは里奈のこと好きなんですよ　だけどあいつ振り向いてくれなくて」


「なんか彼氏？元カレ？なんか言ってたよ」


「そーなんすよ　絶対元カレなんてありえないから！あいつ遊ばれてるだけなんですよ　元カレって年上だし　都合いいんじゃない？彼女居るみたいだから二股かけられてるし　心配なんですよ」


「それで？」


「オレと二人きりで会うとか嫌がるから彩音先輩も一緒だとあいつも来てくれるかもしれないし」


「まーあたしで出来ることなら」


「あっ！ありがとうございます
でも　この電話のこと里奈に言わないでください　すぐに怒るから」


「うん分かったよ」


「また電話していいですか？」


「うんいいよ」


これが運命の始まりなのだった