偶然のLOVE
優しい省吾


電気を付ける気もなく 風呂へも入る気もなく ただベッドに転んでる


11時過ぎたころだろうか 省吾が帰ってきた


あたしがいないと思ってるのか 独り言を


「彩音はまだか… まぁ 久々真知子に会うからって言ってたからな」


なんて言ってる




そして風呂から上がって寝室へ来た


あたしの存在にびっくりしてようで


「彩音…
どうした?電気もつけないで」


「あ・・・お帰り」


「真知子と会わなかったのか?」


「ううん 会ったよ」


「調子悪いのか?」


なんか優しい省吾




< 66 / 164 >

この作品をシェア

pagetop