偶然のLOVE
「ねぇ先輩 教えてくださいよ ねぇ ねぇ」
あまりのしつこさに
「ちょっと静かにして」
と 声を上げてしまった
「そんな怖そうに言わないでくださいよ」
なんて 絶対あたしはこの子にバカにされてるんだわ・・・
あたしは席を立って給湯室へ行った
すぐに追って来たのは浅岡係長
「どうした?」
「いえ 何でもないです」
「悩みなら聞くぞ!だてに33年も生きてないからな」
「あ・・・はい ありがとうございます」
向こうではあたしを追って係長が来たので あることないことを言ってたのは後に香苗さんから聞いた