夫婦ごっこ
「ただいま……遅くなっちゃって…。」
部屋に入ると 真暗で
恒くんはいない様子だった。
「あれ…?」
仕事でも行ったのかな。
携帯にはメールもなし……。
「コーヒーでも入れようかな。」
コーヒーをカップに注いでいる時 玄関のドアの音がした。
「どこか行っていたの?」
「あ…うん。DVD借りに行ってた。」
「コーヒー飲む?」
「ああ・・・入れて。」
恒くんは借りて来たDVDをセットした。
「どうだった?ライブ。」
「すっごくよかった~~。最高だった。」
「なんてアーティスト?」
「どういう名前にするんだろ…多分 ビオン だと思う。」
「知らなかったな~いつそんな
デビュー前のアーティスト好きになってたんだ?」
突然の質問に答えを見つけるのに時間がかかった。
「あ…なんか…えっと……。」
「あ シーツ。始まったから…。」
恒くんに答えを遮られた。
まるで時間切れと言われた気がして
後味が悪くなる。
部屋に入ると 真暗で
恒くんはいない様子だった。
「あれ…?」
仕事でも行ったのかな。
携帯にはメールもなし……。
「コーヒーでも入れようかな。」
コーヒーをカップに注いでいる時 玄関のドアの音がした。
「どこか行っていたの?」
「あ…うん。DVD借りに行ってた。」
「コーヒー飲む?」
「ああ・・・入れて。」
恒くんは借りて来たDVDをセットした。
「どうだった?ライブ。」
「すっごくよかった~~。最高だった。」
「なんてアーティスト?」
「どういう名前にするんだろ…多分 ビオン だと思う。」
「知らなかったな~いつそんな
デビュー前のアーティスト好きになってたんだ?」
突然の質問に答えを見つけるのに時間がかかった。
「あ…なんか…えっと……。」
「あ シーツ。始まったから…。」
恒くんに答えを遮られた。
まるで時間切れと言われた気がして
後味が悪くなる。