夫婦ごっこ
なんだろう 今までなんとも想いもしてない恒くんを
こんなにキュンキュンしちゃうんだけど…
不思議だったけど あんまり
深く追求しない方がいいように思った。
「ここがスーパーで……そこがコンビニで……
ATMや病院なんかもあるし…
聞いてるか?紅波……おまえがここらへん行動するんだぞ。」
「あ…うんうん
大丈夫・・・けっこうあれ…都会だよね。」
「地下鉄駅はここだから俺はここの出口を利用する。」
恒くんはぶつぶつ確認するように喋ってる。
なんだか私は落ち着かない。
恒くんの手が私に触れてるの……
すごくめちゃめちゃ緊張してる。
「紅波?おまえさっきからぼ~~っとして
明日から迷子になるぞ。」
「え?」
「エステも行かなきゃなんないんだから。
ここの出口だからな。わかったか?」
「はい。」
手のひらに汗かいてないだろうか…。
恒くんの手はひんやりつめたいから……。
「さっき挨拶に行った管理人の奥さんに
わかんないこと聞いたらいいよ。」
「わかった。でも大丈夫よ。
ね…明日の朝 散歩したいな~~。
今度は神社のほうに……。」
反対側の緑の森を指さした。
こんなにキュンキュンしちゃうんだけど…
不思議だったけど あんまり
深く追求しない方がいいように思った。
「ここがスーパーで……そこがコンビニで……
ATMや病院なんかもあるし…
聞いてるか?紅波……おまえがここらへん行動するんだぞ。」
「あ…うんうん
大丈夫・・・けっこうあれ…都会だよね。」
「地下鉄駅はここだから俺はここの出口を利用する。」
恒くんはぶつぶつ確認するように喋ってる。
なんだか私は落ち着かない。
恒くんの手が私に触れてるの……
すごくめちゃめちゃ緊張してる。
「紅波?おまえさっきからぼ~~っとして
明日から迷子になるぞ。」
「え?」
「エステも行かなきゃなんないんだから。
ここの出口だからな。わかったか?」
「はい。」
手のひらに汗かいてないだろうか…。
恒くんの手はひんやりつめたいから……。
「さっき挨拶に行った管理人の奥さんに
わかんないこと聞いたらいいよ。」
「わかった。でも大丈夫よ。
ね…明日の朝 散歩したいな~~。
今度は神社のほうに……。」
反対側の緑の森を指さした。