アイシテミル Ⅱ
ホントの
それからずっと
暮覇に会えないまま
1か月がたって。
それでもあいつへの
この思いは
大きく
募っていく一方で…。
もう会えない。
もう離せないって思ってた
ある日。
「あ‼‼暮覇ちゃんだ」
俺のダチの1言で
俺は廊下に出た。
ちょうど登校してくる時で。
俺はあいつのもとへと走った。
「暮覇‼‼」
ちょうど玄関で
教室に向かおうとしていた
暮覇を呼びとめて。
「何??」
俺の方には向いてくれなくても
返事をして立ち止ってくれる暮覇に
安心して。
「話がしたい」
そう言って俺は
暮覇を屋上へと連れていった。