ずっーと前から。【完結】

スキだと気付いた


ある日、隣の席の女の子、崎田裕子から呼び出された。俺は指定された場所に向かった。

隣の席だし何度か話したことがあったけどそれほど関わりはない。

だから何事だと思って友達に呼び出されたことを話すと、「告白だろ!」と言われた。

生まれてからあれこれ告白なんかされたことがないから嘘だとしてもドキドキした。

その場所に行くと崎田が緊張した表情で居た。
「ごめん、呼び出して……」
「いや、いいよ」俺も初めての呼び出しに緊張する。

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