アストロ☆ツイン
「堀川さん、数学は学年トップレベルやし!文化祭の時の会計も完璧やったやん!だから、お金の事はのえ……堀川さんに任せたらイイと思う!」


「ちょっと、智恵!」


慌てて智恵の肩を掴むと、彼女は何食わぬ顔であたしを見た。


「何?あ、名前の事ならたぶん大丈夫やって!何とか誤魔化せたやろ!」


「いや、途中まで呼んでたやん!……って、そうじゃなくて!」


「え?ほんなら何?」


「何であたしが会計なん!?しかも、まだ行くって言ってないやん!」


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