アストロ☆ツイン
「のえるちゃん、おはよ〜!」
「あ、おはよ……」
香坂君がクリスマスパーティーの提案をしてから数日後、いつも通り登校して教室に入るとクラスの女子に声を掛けられた。
「あっ、のえるちゃんやん!」
「のえるちゃん、後で昨日の数学の宿題教えてくれへん?」
「あっ、うん。あたしでよかったら……」
次々と話し掛けられる事に戸惑いながらも、一人一人に丁寧に言葉を返す。
あの日から、あたしは何故か名前で呼ばれるようになっていた。
「あ、おはよ……」
香坂君がクリスマスパーティーの提案をしてから数日後、いつも通り登校して教室に入るとクラスの女子に声を掛けられた。
「あっ、のえるちゃんやん!」
「のえるちゃん、後で昨日の数学の宿題教えてくれへん?」
「あっ、うん。あたしでよかったら……」
次々と話し掛けられる事に戸惑いながらも、一人一人に丁寧に言葉を返す。
あの日から、あたしは何故か名前で呼ばれるようになっていた。