アストロ☆ツイン
「前から思っててんけど、堀川の髪って綺麗やんな」
硬直したままのあたしの髪を、香坂君が撫でるように触る。
「そっ、そう?」
「うん。染めた事ない?」
「う、うん」
「これ、いつも巻いてるん?」
「あたし、天パで……」
質問に答える声が、緊張で震えてしまう。
香坂君は微笑みながら、あたしの胸元まで伸びた髪を触り続けていて…
とうとう緊張がピークに達してしまったあたしは、勢いよく立ち上がった――…。
硬直したままのあたしの髪を、香坂君が撫でるように触る。
「そっ、そう?」
「うん。染めた事ない?」
「う、うん」
「これ、いつも巻いてるん?」
「あたし、天パで……」
質問に答える声が、緊張で震えてしまう。
香坂君は微笑みながら、あたしの胸元まで伸びた髪を触り続けていて…
とうとう緊張がピークに達してしまったあたしは、勢いよく立ち上がった――…。