アストロ☆ツイン
「何で俺がサンタやらなアカンねん!」


「三太だけに、サンタはお前しかおらんって!」


「おもろないわ!大体……」


抗議をしていた香坂君は、あたしと目が合った瞬間、黙ってしまった。


あたしは、それをあの放課後の日の事が原因だと思っていたけど…


どうやら香坂君は違ったみたいで、彼は頬を真っ赤にして顔を逸らしてしまった。


「ヒュ〜♪」


「サンタさん、顔真っ赤ですよ〜♪」


すると、皆が口々に香坂君をからかい始めた。


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