誠を通して見たもの…
なんとも単純な原田さんのお陰で、何時もより少し早い時間で朝御飯の準備を終えることが出来、そのの匂いに誘われた隊士達がぞろぞろと広間に集まりそれぞれの位置に着けば、近藤さんの号令と共に食事が始まる。
「ねぇ、何で左之さんのお浸しだけそんなに大盛りなの?
何か狡いんだけど」
「ホントだ!狡いぞ左之だけ!
俺に少し分けろ!!」
「やーだよ。
誰が新八なんかにやるかってんだ」
皆にお茶を配りに廻っていると、ある一角で三人の男がオカズの量で醜い争いを始めた。
この三人の男による醜い争いは何時ものことなので、その周りに居る人達はそんな争いを止めに入ること無く無視して黙々と食事をしている。
「ねぇ、何で左之さんのお浸しだけそんなに大盛りなの?
何か狡いんだけど」
「ホントだ!狡いぞ左之だけ!
俺に少し分けろ!!」
「やーだよ。
誰が新八なんかにやるかってんだ」
皆にお茶を配りに廻っていると、ある一角で三人の男がオカズの量で醜い争いを始めた。
この三人の男による醜い争いは何時ものことなので、その周りに居る人達はそんな争いを止めに入ること無く無視して黙々と食事をしている。