誠を通して見たもの…
「おい、いい加減アイツら煩せぇからお前行って黙らせてこい」
「何で私が?
土方さんが一喝すれば直ぐ治まると思うんですけど」
無言でお茶のおかわりを催促してきた土方さんの手から湯飲みを受け取り急須からお茶を注いでいると、いつまでも言い合いを続けている三人の男を顎でしゃくりながら土方さんはウザったそうな顔をして言う。
「やだ、めんどくせぇ。
そもそもの原因はオカズだろうが。
そのオカズを作ったお前が責任を持ってなんとかするんだな」
何だこの子供染みた責任転嫁するような言い方は…
片付けるのが嫌だからって最後に触った人が片付ける…みたいな子供が良くやるような感じだし…
もしかして土方さんって…
「生粋の末っ子体質…」
「はぁ?
何か言ったか?」
「いえ、何にも」
やべ
心ん中で言ったのに口に出してた?
近藤さん笑ってるし…
目の前に居る近藤さんを見れば、土方さんに見えないように顔を俯けてプルプルと肩を震わしている。どうやら近藤さんには私の呟きがバッチリ聞こえたらしい。
「何で私が?
土方さんが一喝すれば直ぐ治まると思うんですけど」
無言でお茶のおかわりを催促してきた土方さんの手から湯飲みを受け取り急須からお茶を注いでいると、いつまでも言い合いを続けている三人の男を顎でしゃくりながら土方さんはウザったそうな顔をして言う。
「やだ、めんどくせぇ。
そもそもの原因はオカズだろうが。
そのオカズを作ったお前が責任を持ってなんとかするんだな」
何だこの子供染みた責任転嫁するような言い方は…
片付けるのが嫌だからって最後に触った人が片付ける…みたいな子供が良くやるような感じだし…
もしかして土方さんって…
「生粋の末っ子体質…」
「はぁ?
何か言ったか?」
「いえ、何にも」
やべ
心ん中で言ったのに口に出してた?
近藤さん笑ってるし…
目の前に居る近藤さんを見れば、土方さんに見えないように顔を俯けてプルプルと肩を震わしている。どうやら近藤さんには私の呟きがバッチリ聞こえたらしい。