ありがとう
恋




冬になり、学校生活も残り1ヶ月となった。





私にとって高校生活は、とても長かった。






1日が長く、1週間も長かった。






充実していない生活だったから・・・







だけど休日のバイトの時間は、短く感じていた。
楽しかったからだ・・・
















この頃には、名前を知らない輝いているお兄さんを見かけなくなっていた。









名前も知らないよくわからない人だから仕方ないかな・・・




















バイトでは、ショウさんと話をしている時が楽しかった。




ショウさんは、私より6歳も年上だった。



お兄ちゃんのような感じだった。





いつも私の代わりになって行動をくれた。




バイトでショウさんに会えないときは、とても寂しかった。


















気付いた頃には、私はショウさんのコトがすきになっていた。










ユズにそのことを言うと、喜んでくれた。















やっとジュンを諦めれる・・・・





やっぱり私が、いつまでも想い続けてもダメなんだ・・・





もう絶対に関わることのできない人なんだから・・・





もっと早くに気づけば、誰も悲しませることなかった。










別れてから大切な人だと気づいても遅い・・・










そんなに大切な人だったなら・・・









〔別れる〕














一瞬に終わってしまう言葉を・・・



















簡単に言わなければ良かった。



















< 72 / 104 >

この作品をシェア

pagetop