まだ、君を愛してる.doc
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それは前触れもなく僕に訪れた。だからと言って、前触れがあったとしても、それはとても許容出来るようなものではなく、その一瞬が今も僕を苦しめているのは、揺るぎない事実として、重くのしかかってくる。
あの日は、どこまでも澄み渡る空が広がり、それに感動すら覚えたから、尚更だ。
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