まだ、君を愛してる.doc
「だって、東京に帰るんだよ。君がそんな・・・」
「別に・・・寂しくてとか他に理由がある時もあるよ。」
「他に理由か・・・」
愛花の顔が浮かんだ。ただ、いい表情ではない。最近のおかしな表情だ。いったい何を考えているのか、さっぱり分からない、あの表情・・・やるせなかった。だからだろう、一時の迷いこそあったが、僕はみりを部屋に迎え入れるとしていた。
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