まだ、君を愛してる.doc
しかし、彼女からレスはない。何かマズい事を言ったのではないか、そんな風に思えてきた。が、言葉を訂正するにも、鮮やかにモニターに表示され続け、否定は許さないかと訴えている。
「・・・」
やっと何かを打ってくれた。
「あ・・・」
「ありがとう・・・ございます・・・」
「あ、仮の話だよ。」
念を押した。
「私、がんばります。だから、だから、絶対、約束ですよ。」
「あ、うん。」
もっと考えて返事するべきだった。でも、まさか、考えもしなかった。彼女の行動は、僕の想像をはるかに超えていた。
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