まだ、君を愛してる.doc
「そ、そうですよね・・・。あれ、私、何言ってたんだろ。」
「ううん、気にしないで。もしかしたら、この不安定な僕の心で未来を語るから、それは新島さんにとってとても信じられるものではないかも知れないけれど、でも、本当に今を忘れる事が出来たなら、僕から言うよ。“君が好きだって”。」
「・・・あ、はい。待ってますね。でも、早くしてくれないと、私、こんなにかわいいんだから、他の人に取られちゃいますよ。」
彼女は笑いながら泣いていた。
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