日常的幸福論~もうひとつの話~
エピソードfinal
日常的愛情
休日の昼下がり、
久しぶりに親友の杏と会う約束をした。
待ち合わせ場所は家族連れが行き交う大通りに面した小さな喫茶店。
昨日いきなり杏から「買い物行こう!!」と今流行りのキャラクターの凸文字を駆使した可愛らしいメールが届いた。
有名な證券会社に入社した杏とは学生の頃に比べて会う頻度が大幅に減ったけど、いつも私のことを気にかけてくれる。
ココアを飲みながら杏を待っていると「電車遅延で少し遅れる」と杏からのメール。
「待ってるね~」と返信を完了させて携帯画面を閉じる。
ふと横を見ると50代くらいの男性が真剣な眼差しで雑誌を読んでいた。
あっ、表紙が飛鳥の雑誌だ。
あの雑誌の飛鳥、格好良いんだよね。
今朝も格好良い飛鳥を見たのにどんな飛鳥も格好良く見えてしまう。
久しぶりに親友の杏と会う約束をした。
待ち合わせ場所は家族連れが行き交う大通りに面した小さな喫茶店。
昨日いきなり杏から「買い物行こう!!」と今流行りのキャラクターの凸文字を駆使した可愛らしいメールが届いた。
有名な證券会社に入社した杏とは学生の頃に比べて会う頻度が大幅に減ったけど、いつも私のことを気にかけてくれる。
ココアを飲みながら杏を待っていると「電車遅延で少し遅れる」と杏からのメール。
「待ってるね~」と返信を完了させて携帯画面を閉じる。
ふと横を見ると50代くらいの男性が真剣な眼差しで雑誌を読んでいた。
あっ、表紙が飛鳥の雑誌だ。
あの雑誌の飛鳥、格好良いんだよね。
今朝も格好良い飛鳥を見たのにどんな飛鳥も格好良く見えてしまう。