日常的幸福論~もうひとつの話~
ビルの屋上から飛び降りようとする彼女の前に突然現れた“死神”と名乗る女。
“死神”のくせに生きる希望だとか夢だとか、死とは正反対のことを語っている。
死神によって生きる希望を見つけた主人公。
最終的にその“死神”だと思いこんでいた女は主人公の亡くなった母親だった。
20分ほどのありがちなミニストーリー。
でも俺は釘付けになった。
小さな舞台が俺にはビルの屋上に見える。
ふたりのセリフが頭に直接叩き込まれる。
なんだ、この感覚。