好きじゃない設定。
「なぎさちゃん!!!」
れおは帰る間際に振り返って。
笑顔で遠くから叫んだ。
「僕も、なぎさちゃんにキュンキュンしたよ。」
「れおくん…」
私はパァァとした笑顔でれお君の名前を呟いた。
「大きくなったら結婚しよお!!」
___________キュンっ
今日一番のキュンキュンだった。
幼稚園児にもわかるくらい大きいものだった。
「やくそくー!!」
私はバイバイの代わりに
小指を立てて精一杯苓生に叫んだ。