好きじゃない設定。

______カランカランッ


「遅くなってごめんね!!」


「いいよいいよ、何飲む??」


「アイスティーがいいなっ」


店員さんに注文している五十嵐君は、
なぜか少し大人に見えた。


「さっき…ごめんねぇ。」


「ぜーんぜんっ。気にしないで!」


遅くなっても、
勝手な行動をとっても、
五十嵐君はすごく優しく“いいよ”って言ってくれた…


最初の印象とはちょっと違った人だった。



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