好きじゃない設定。

今日は昨日の左斜め前のテーブルについた。
ちょうどあの時、

苓生と海実が座っていた場所。


「…で、話って?」


「あぁ…あのさッ」


「そんな堅くなんないで!」


「うん…あのさ、
いつも…行き帰り一緒に学校行ったり、
ここでおしゃべりしたりすごく楽しかった。

ありがとう…。」


「どうしたんだよ…急に。」


五十嵐はちょっと笑って
また真剣な顔に戻った。



< 90 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop