好きじゃない設定。

「こんなに深く絡めたのに、
まだ返事出さないのって失礼かなって…」


「そっか…」


「五十嵐君に対しては恋愛感情がなかった…
凄く凄く、優しくてとにかく大切な人って感じだったんだ。」


「俺ね、今日名前で呼び合い始めようかなって思ってたんだ…
ずっと名前で呼びあいたかったけど…。それはできなかったみたいっ」


凄く悲しげな表情をしてる五十嵐君を見ることが辛くなった。
私は目線を下にそらして、ずっとポケットを握りしめてた。


「俺、よ、用事思い出したから変えるわッ お金おいておくから。」


「五十嵐君っ!!」
_________カランカランッ



また1人傷をおわせてしまった…
人間は人を傷つけずに生きることは出来ないのかな…?


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