ルージュ ~盲目の恋に溺れて~
「薫、大好きだよ」


頬に口づけされた。


遠藤さんが身体を抱きしめる。


そして、唇を私の唇に押しあてた。


熱いキスを交わす。


それから、激しく胸を揉まれた私は声を出して身をよじらせた。


乳房の薔薇色の突起を遠藤さんに吸われて、ますます身をよじらせる。


「薫……」


遠藤さんの熱い息が顔にかかる。


「上に乗って」


遠藤さんが騎乗位を要求してきた。


私は遠藤さんの要求を聞き入れて、遠藤さんの身体の上に乗った。


昨日とは逆だ。


そして、腰を振った私は空高く天まで上がっていくような気分になった。


すごく感じて何度も喘ぎ声を上げた。


また私はイッた。


行為が終わって遠藤さんが後始末をする。


私は何物にも代えがたい無上の喜びに浸った。


こんなに幸せでいいんだろうか?


罰は当たらないだろうか?







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