ルージュ ~盲目の恋に溺れて~
パチ、パチッとゴムの音がした。
自分のショーツが脱がされている。
途中まで脱がされた時、遠藤さんが手を止めた。
少し、ためらっている。
「遠藤さん?」
小声で尋ねる。
「ごめん。やっぱり……」
「なんで謝るの?」
「罪悪感……」
「意味わかんない。焦らさないで」
「そうだね」
そう言いながら遠藤さんは私のソックスを脱がしてくれた。
そして、ショーツも脱がしてくれた。
カチャ、カチャとベルトをはずす音が耳に入ってきて私は遠藤さんが衣服を脱ぎ終えるのを待った。
遠藤さんの身体は細身に見えたけれど脱げば筋肉がほどよくついていてソフトマッチョだった。
厚くて大きな胸、力強そうに見える腕、それらはたくましくて私の理想だった。
大きな手の平に長くて細い指が私の手と重なる。
貝殻つなぎをする。
指と指をしっかり絡ませる。
私たちは離れない。
自分のショーツが脱がされている。
途中まで脱がされた時、遠藤さんが手を止めた。
少し、ためらっている。
「遠藤さん?」
小声で尋ねる。
「ごめん。やっぱり……」
「なんで謝るの?」
「罪悪感……」
「意味わかんない。焦らさないで」
「そうだね」
そう言いながら遠藤さんは私のソックスを脱がしてくれた。
そして、ショーツも脱がしてくれた。
カチャ、カチャとベルトをはずす音が耳に入ってきて私は遠藤さんが衣服を脱ぎ終えるのを待った。
遠藤さんの身体は細身に見えたけれど脱げば筋肉がほどよくついていてソフトマッチョだった。
厚くて大きな胸、力強そうに見える腕、それらはたくましくて私の理想だった。
大きな手の平に長くて細い指が私の手と重なる。
貝殻つなぎをする。
指と指をしっかり絡ませる。
私たちは離れない。