呪われた愛
リョージ「しかし、急にとんでもないことに巻き込まれたな。大丈夫そうか?」




ケンボー「なんか、オザワとかいう刑事がいてね、少し鋭いんだ。よく海に助けに入れましたね、とか、服が濡れてないのはなぜですか、とか聞かれたよ」




リョージ「封刃のこと、隠し通せそうか?」




ケンボー「その点は大丈夫だと思う。言っても信じないよ。それより、俺が彼女を突き落とした犯人じゃないかって疑われているかもしれない」




リョージ「彼女?女性なのか?」




ケンボー「うん。高校の制服を着ていたから女子高生だと思う」




リョージ「そうか。彼女は何て言っているの?」
< 29 / 203 >

この作品をシェア

pagetop