呪われた愛
ケンボーはその日、すぐに眠ることにした。




久しぶりに封刃計を使ったのと、いろいろあったことで疲れていた。




一度だけ部屋を出て、ホテルのロビーの売店まで行った。




そして、軽食とペットボトルの飲み物を買って再び部屋に戻った。




その後シャワーを浴び、買ってきた軽食を食べた。




そして、髪を乾かして歯を磨き、ベッドに横になった。




疲れていたせいか、すぐに眠ることができた。




眠りに落ちる前、余計なことをしないで、という声が聞こえたような気がした。




しかし、翌朝にはもう、そのことは忘れていた。
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