会長さまのお秘めゴト!
なんでこんなことに
なったというと
――…かれこれ一週間前。
* * *
白女生徒会室にて。
私こと“木崎美鈴”と
副会長兼書記の
ストレート黒髪美女
私の姉的存在
“天野茜”とお茶会を
していた時のこと。
「みーすずー!!」
バタバタと、五月蝿い
足音がしてきたと
思ったら、
会計のツインテールの
甘ロリ美少女の
“橋本やよい”が
生徒会室の扉を
バンッ!と勢いよく
開けて入ってきた。
「やよい。静かに…!」
「茜ちゃん、ごめんね!
そんなことより、
学園長がお呼びだよ!」
と、ひょんなことから
私達は、お茶会を
潰されたことに苛立ちを
覚えていた。
「今度は、どんな面倒な
ことを、私達に任せる
つもりなんでしょうね!」
「美鈴、みんな見てるよ!」
「おっ…と、いけない!
素が出てしまうところ
だったわね!オホホ…」
「美鈴さん、怪しさ100%よ」
私が素なのはこの2人の前
と……
「キャー!黒学の生徒会よ」
出た!
天敵……!