【完】キミがいた夏〜Four years later〜
そしてまた暫く沈黙が続いた
今日はすごく天気がいい
真夏の太陽が容赦なく照りつけてくる
俺は信号待ちでクーラーを強にしながら美鈴の方に何気なく顔を向けると
美鈴もこちらを見ていて視線と視線がぶつかった
「クーラー強すぎる?寒くない?」
「え…ううん…大丈夫…」
美鈴の浮かない顔
何か言いたげで迷っているような
「何?」
「え?」
「言いたいことあるなら言えよ」
「………」