【完】キミがいた夏〜Four years later〜



道は夏休みに入ったせいか、交通量がいつもより増している気がする


車は法廷速度以下でノロノロと進んだ


でもその方が今日はいい


この美鈴とのドライブを出来るだけ長く楽しんでいたい


そして暫く車を走らせ見慣れた景色が目に付いてくると
それに美鈴も気がついたように、急にソワソワとし出した


いくら鈍感な美鈴でも、この景色を見てどこに向かっているのかわからない訳はないだろう


いつもよりもたっぷりと時間をかけて、やがて車は目的地へと到着した




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