【完】キミがいた夏〜Four years later〜
でもこのまま美鈴が帰ってこなければ私にもチャンスはあるの?
永遠に待っているワケにもいかないでしょ?
だからもっと2人きりで色んなことしたい
たとえそれが渚にとって無意味でも
私がその意味を与えてあげるから
「渚…今度の休みにドライブ行かない?」
私は思わずそんな誘いを掛けていた
「私が車を出すから!ね?いいでしょ?行こーよ!」
美鈴の代わりでいい
近くにいられれば
それだけでいいから…
お願い…
私にもチャンスをちょうだい…