【完】キミがいた夏〜Four years later〜
リーンゴ─────ン───……‥‥
4度目の運命の鈴が鳴り響く
1度目は、私を産んだお母さんがくれた鈴
2度目は、新しいお母さんがくれた鈴
3度目は、お父さんがあの夏に現れた時に鳴った鈴
それだけじゃない
思えば運命の鈴はあの時も鳴っていた
橘先輩がいつか握らせくれたストラップ
チリチリン────……
あの時にも運命の鈴は確かに鳴っていた
「あ…!?……雪だ……」