【完】キミがいた夏〜Four years later〜



あれから4年の月日が流れていた



俺は高校を卒業して予定通りK大に進学し、現在大学4年生



サーフィンも続けていたけれどからっきしダメで、あと一歩のところで良い結果を残せずにいた



あの花火大会で刺された足は少し傷痕が残った程度で全快している




問題は違うところにある






あの日、あの夏



彼女を失ってから



俺の中の何もかもがが無意味になってしまったような
大きな喪失感に襲われていた




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