memory


その次に、背の高い
優しそうな男の子が

「僕は、松木慶太です。1つ上の学年だけど、よろしくね」

「一つ上・・・なんですか」

私をそっと見つめ、優しい茶色の髪が私の額に触れる。
ニコッと微笑む顔に癒される。


そして・・・

「俺は、神風京汰です。たしか、同じ学年だと・・
まあ、よろしくお願いします。」

お、大人っぽい!!サラサラな黒い髪の毛・きれいな顔・スラッとした体型・・・
それで、同じ学年!?
断然私の方が年下に見えるような・・・?

格が違いすぎるよぅ・・・・

「そういえば、その気絶・・?してる人は・・?」

「ああ、コイツですか・・ちょっと待ってくださいね」

そう言って、気絶?してる男の子に


バシンッッ!!!!!



ビンタした。
すッごい大きな音で・・・
絶対痛いはず・・・生きてる?よね・・・


「でたでた~京汰の必殺ビンタ!」

「相変わらず、お見事だね。」

「いつもだよ・・・」


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