memory
い、いつも!?
いつもなの――――!?あ、頭が痛くなりそう・・・
「ん・・・・・あー、ここどこ・・・」
「社長さんの前ですよ~♪」
「起きるの遅いねぇ・・・」
声かけに、思い出したのか、目をぱちくり開く。
「頭打ったんだっけ・・・・
あ、社長さん!!!すいませんッ
記憶がありません!!!」
「京汰から聞いたよ。
今度から気をつけてね。アイドルなんだから・・・」
「すいませ~ん」
ははは、なんて笑うと私に目線を送る。
「・・・・なんか見たことあるような・・・」
「えっ・・・」
そういうと私の前へずいずいと言わんばかりに向かって来る
「コラ、挨拶くらいしろよ」
京汰さんが言うと
「俺はー、黒瀬涼ッス!高1な~よろしく」
「あ、私は、吉岡叶です・・・」
一応挨拶すると
「吉岡、叶・・・・・あ――――――――――!!!!!」