memory



「は、はい?」

声が・・・

「叶うさん!!!
君があの雑誌に載ってた子かぁーーー!!!」

「「「「「雑誌??」」」」」

涼さん以外全員が声をそろえた。

「うん。
なんか・・・去年の雑誌で、キミのこと写真とインタビューで載ってたんだよなぁー
載ってたよね!?」

そう言って私の手をぶんぶん振る

「あ・・・はい。」

「えっとね・・・・あ、『週刊・Soul』だ!!!」


言った途端、皆背筋がゾクッと凍りついた。一人を省いて・・・

「週刊Soul・・・おい、涼。アンタには呆れるよ」
「え、何!?京汰ッ」

慌てる涼さんを無視して

「涼ってバカだよねぇ~~」

「僕でも知ってますよ・・?」

涼さんって、本当に知らないんだ・・・
ちょっとがっかり・・・




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