memory



「うーん・・・・」

そう言いながら古臭く、親指と人差し指をあごに当てて

「同じ学校だから、一緒に登校してもらおうと思って~??」


にっこりアホな答え方で答えると、お父さんと涼さん以外、石化した。

「え、なんで皆固まってんの??
ねーねー、京汰?大樹?慶太??・・・叶ちゃんもー!?」

ブーブーと口を尖らせる

「ねえ、お父さん・・・・
もしかして、私のクラスにもいたりするわけ・・・?」

「ん~?多分・・・?」

「じゃあ、早く行ってよ!!!それだったら私から挨拶しに行ったよ!!
友達になれるじゃん~」

そう言ったとき、また石化した

「・・・え?そこですか?叶さん・・・」

「え、京汰さん!?そうでしょう?」

コソッと2人が話す。

「・・・・なあ、慶太。叶ちゃんって、結構、天然・・・?てかアホ??」
「だよね・・・
僕は・・・ついて来れそうにないよ?」

顔を合わせて

「「このお花畑に。」」




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