memory
「でもさ、アノ占いって当たってたんじゃない?」
「だよね、僕も思ったよ」
クスッと2人とも笑い
「なんか・・・俺達、スッゲー運命辿っていきそう」
そうボソッと放った
まぁ・・・いろいろありまして。
かなり長かったんだよね・・・・このあと。
「え!?皆、当分会社のにある部屋で寝泊りするの!?」
私は、会社の近くの家で住んでいる。
でも。
お父さんに、そう知らされたのは、今。朝なのである。
「うん。慣れたほうがいいかなーって。
それに、一緒に登校できるじゃん??いいでしょ?」
ヘラヘラ~っと笑い、食事に手をつける
「え、あ、ぇ・・?」
「朝ごはんとか、今度からみんなの分も作ってあげてね?
みんなには言ってあるから。
色々とよろしく~?
叶ちゃん♪」
「えぇぇぇ―――――!!??」
その叫び声は家中に広がった。
嘘でしょ?
私・・・・4人の男の子達と、暮らしていくってこと?
そんな・・・・心の準備が出来てないよ――――!!?