memory
「だって、私も置いてかれたら・・・
多分一生起きませんもん!!
アノ様子だと、涼くん・・・」
「起きないと?」
「はい。」
そう答えたら、フッと口元を緩めて、さっきのキリッとした面影は見られなくて
「そうですか。
じゃぁ、携帯・・・いや。
アイツは携帯持っていないと・・・」
そういった途端
バンッ
勢いよく教室のドアが開いた。
さすがに、周りも驚いた様子で・・・
「もしかして、アレ・・・」
「そうみたいですね・・・・」
顔を見合わせて、フッと古い感じで笑うと・・・
「セ―――――フ!?」
ニカッと笑顔で叫ぶと、私達の前へ来る
「えっと、涼くん・・?」
「叶!おっはよー」
「お、おはようございます?」
そう言うと、京汰さんの前へ行き・・・